果汁入りのアメを自宅で製造して販売する

近所に、家で出来る仕事で生計を立てて暮らしている男性がいる。なにをしているかと言えば果物類の輸入なのだが、それを直接自宅で売っているという訳でもないのである。では何をしているのかという事になるが、それは飴づくりなのである。

飴というのは水あめを固めた物の事なのだが、これを作るのは非常に原価が安くて済む。その殆どは水でしかなく、それを固まらせるために水あめを使っているだけだからだ。だが、それだけだと売る時に目立たない。差別化するために彼が考えだした方法が、天然果汁を中に入れるというものなのである。

一般に売られている飴の中で果汁が入っている物は皆無に近いのではないかと思う。第一、果物というのはそれなりに高価なものだからだ。そんなものをわざわざ入れなくても買ってくれる人はいる訳で、特に大きな会社等はそういった手の込んだ事はしない様にしているという。

だが、一般の人が作って売るためには個性が必要となる。そこで天然果汁を使用するという決断をしたのだ。彼は朝起きると、水と水あめ、果物の汁を一緒に鍋の中に入れて煮詰める作業を行っている。暫くするとトロみが出てくるのでそれを型に入れて冷ますという作業を行う。

家で出来る仕事と言うと、どうしてもネット関連をイメージしがちだが、このような物作りも行われている。それは結構な事だが、どうせ売れてないんでしょと思うだろうか。それがそうではない。これ程までに地元住民に愛されているアメも存在しないという位に売れているのだ。

今ではその噂が全国に知られるようになり、各地から注文が殺到しているそうだ。彼はそれをネットで確認してダンボール箱に商品を詰めて発送している。家で出来る仕事は儲からないと言う人もいるが、それはやり方次第である。現に、このように人並み以上に儲けている人もいるのである。ちなみに私はそこでバイトをしている。目の前で見ているのだから儲けているのは間違いないと断言できるのだ。

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