家で出来る仕事としてのライティング

家で出来る仕事というのは、何となく母親が内職で、一銭くらいしかもらえないのに、夜中かけてやっているというような印象があります。家で出来る仕事というのは、そのように暗いイメージがあるのではないでしょうか。家で出来る仕事は末端で、誰にでも出来るということもあり、単価が恐ろしく安いという難点があります。
例えば、ライティングですが、私が初めてころは、日記的案件で300字30円とかだったのですが、これがいまや20円とかいうのが出てきております。20を300で割りますと、0・06とかそんな値になってまいります。つまり一銭を割ってしまっているのです。たしかに、日記ですから、ほとんど考えずにブラインドタッチで打ってしまうような仕事ではありますが、しかし、時給換算しますと300円とか、そういう水準になってまいります。
この点に関連して想起されるのが実習生制度でしょう。外国から「実習生」と称して連れてきて、高度な仕事を教える代わりに、労働者ではないので給料は低い(時給換算して300円くらい)とかいうやつですが、もちろんこの実態は「この世の悲惨」といっていいようなもののようです。このような制度は一刻も早く廃止されなければならないでしょう。
このような「この世の悲惨」に接近している領域ではありますが、もちろん、割のいいものが全くないというわけでもありません。着物についての記事で500字なのに300円近い報酬の案件というのが最近ではありました。このような案件を出してくださったクライアントには心からの感謝を申し上げたいと思います。こういう仕事が無ければ、ライティングなどやっていられないと言えましょう。
このように、稼がないよりはマシということでライティングをやってはいるものの、正直なところ仕事への愛着といえるようなものはありませんし、早く辞めてもうちょっと割のいい仕事がしたいとは思っておりますが、それがいつのことになるのかは、さっぱり分かりません。

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