家で出来る仕事として和裁の仕事を続けていた祖母

私の母方の祖母は大正の生まれで、もう90代後半ですがまだ元気です。
昔は女学校などを出るのは大変だった時代でしたが、母方の祖母は家が裕福だったようで、その歳で女学校を出ているのです。
祖母の実家は呉服屋をやっていて、祖母も昔から和裁をその母から習っていたといいます。さらに和裁だけでなく、華道や茶道や料理などさまざまなことを習っていました。そのためか祖母はとても上品で知識も豊富な人です。私は華道や茶道など何も知らないので、いつもすごいなと思っています。
その祖母は専業主婦だったわけではなく、家で出来る仕事として和裁の仕事を続けていました。
さすがに今はもうやっていませんが、60代くらいまでは現役でやっていたというので、すごいなと思います。
当時は女性が働くのはまだ少数だったはずなので、大変ではなかったかと思いますが、祖父もそういう点で大変理解のある人だったらしく、ずっと和裁の仕事はやっていたようです。
家で出来る仕事なので、家事や育児との両立もしやすく、祖母自身そこまで大変ではなかったといいます。
子どもたちのために家にいてあげたかったようなので、そのためにも家で出来る仕事を選んだと言っていました。
注文がたくさんきてしまい、締切りの前などの時には徹夜をしたりして大変だったようですが、普通の日にはうまく自分でスケジュールを組み立てて動いていたそうです。
祖母は体も丈夫だったようで、あまり風邪を引くこともなく、今まで大きな病気で入院したこともありません。丈夫な体は財産です。入院したのは出産の時だけだというので、本当にすごいなと思います。
和裁というのはとても緻密な仕事で、技術がものを言います。祖母の技術は定評があり、たくさんのお得意さんがいて仕事に困ることはなかったようです。お小遣いにも不自由なく、趣味のしながら仕事も頑張っていたというので、まさに理想の暮らしだなと思います。これからも元気で長生きしてほしいです。

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